アップ講習では、どんな事をどんな風に教えてもらえるの?
講習内容や講習費等はどうなっているの?
長永会アップスタイル講習会はベーシックを非常に厳しくかつ、深く指導致します。それは皆さんのオリジナリティの基になる物だからです。
基礎レベルの高さは当会の真髄です。
ベテランの方も一からやり直す気持ちで受講して下さい。
初心者の方は最初から高度な理論と技術に触れる事が出来ますので、肌でアップの奥深さを感じて頂けるはずです。
講習会では受講生各々に講師が巡回して行き懇切丁寧な授業が執り行われています。基礎科では、初心者だけでなく熟練者も多数受講され、アップの奥深さを感じて頂いております。
長永会アップスタイル講習会内容とレッスン料
- 基礎科(3単位)
- 長永会のアップスタイルに対する考え方から始まり●基礎理論●コームの持ち方●バックコームの仕方●その仕組みと働き●ピンの打ち方●セクションの取り方●ゴムの結び方●トップの作り方等を反復して学び、最終的に3つのスタイルを習得する最も基本になるクラスです。
- ¥29,700(税込) テキスト代含
- ベーシック科(5単位)
- アップスタイルの根幹を成す5つのスタイルを学びます。全てのスタイルの文字どうりベーシックになるもので、どんなに熟練者になっても、何度もこのクラスに戻って学ぶ奥の深さがあります。この内、3つのスタイルは講師試験の科目になっています。
- ¥38,500(税込) テキスト代別¥3,300
- 研究科(10単位)
- アップスタイルの応用に入っていきます。準講師になるための勉強もしていきます。このクラスを終了すると、準講師の受験資格を得る事ができます。このクラスから3~5単位ずつ講習費を払って頂き、自分の進度に合わせて進んで頂きます。
- ¥23,100(税込) (3単位分) ¥38,500 (税込) (5単位分)
- 講師科
- アップスタイルの応用性、創造性を一段と高め、色々な考え方を学んでいきます。また、自分で独自のデザイン、技術も生み出し、講師同士のセッションも行います。
- ¥23,100(税込) (3単位分) ¥38,500 (税込) (5単位分)
価格は税込です。研究科と講師科は講習は同じですが、準講師受験資格(10単位取得後)を得るまでを研究科、それ以降を講師科という名称で分けているだけです。
基礎で学ぶ意義と目的とは?
徹底的にアップの基礎を学ぶコース~基礎科
ここまでのこだわりが、長永会を支えている事にビックリ!
アップを作り上げる為には、一つ一つのこだわった基礎技術が積み重なっているのです!
- 第1回
クロスアップ
基礎理論・用具説明と準備の仕方・基礎技術の説明・毛たぼの作り方・ピンのとめ方・ブロッキングの仕方・ゴムの結び方
- 第2回
ストレートアップ
バックコームについて・隠しピンのとめ方・ブラシの使い方・ストレートなアップの仕方・スライスの取り方・フロント・サイドのまとめ方・簡単な髪飾りの作り方
- 第3回
合わせ夜会
・トップ(毛たぼ)とバックコ-ムのコンビネーションついて・合わせ夜会について・ライン(毛流れ)について
この3回コースで、アップの最も基本になる理論とテクニックを3つの作品を作りながら学んで頂きます。この3回コースはアップの非常に重要な基 礎のテクニックを初めての方にもゆっくり、わかり易く説明していきます。きっちりと当会の理論が「なるほど!」と納得して頂ける筈です。また、 サロンで仕事をする時の失敗しにくいコツもお話します。
さて、アップを初めて習おうと思っている皆さん!
また、サロンで悩んでいる皆さん!
数々の失敗と挫折を味わった私が、そんな皆さんに伝えたい事があるのです!アップスタイルの最も大切な技術を知って欲しい!これは、目から鱗です!
私も思いっきり悩みました。過去、未熟な事でお客様を不幸にしてしまった事も数々ありました。
けれど、やろう!と思った時にやらないと、ずっと出来ないままになってしまいます。
「手っ取り早くできる方法はありませんか?」と、よく聞かれます。
そういう人に限って基礎をほとんど知らないまま、見よう見まねでアップをしているのが現状です。この基礎を知っているのと知らないとでは、天と地の差が出てきます。
手っ取り早く出来る方法はズバリ、基礎をマスターする事です。
アップの上達-その半分以上を占める技術は何か知っていますか?
それは、バックコーム(逆毛)なのです!
アップスタイルは、バックコームに始まり、バックコームに終わるのです!
現在、きちっと、正確にバックコームの出来る方は非常に少ないのが現状です。
きれいな鏡のような完璧な面を作るには、シェープよりもバックコームの良し悪しが80%を占めるのです。ベテランでもこの事を理解している方が少なく、シェープばかり必死でなさっているのをよく見かけます。
指導者でも、ウイッグではきれいにアップを結えるけど、お客様やモデルさんになると同じクオリティで結えない人、全体に何となく締まりの無いスタイルになっている人は、ウイッグではごまかしが出来ても、人間では、通用しないバックコームしか立てられないのです。
そういう人の何と多い事か・・・
「逆毛は古い!」とか「逆毛は入れなくって・・・」など・・
こう言う人はズバリ!アップがよく分かっていない人です。
バックコームをしないでアップをする事は可能ですが、非常にバリエーションの少ないものになってしまいます。
この基礎科コースは詳細にバックコームのメカニズム、役割りを説明し、繰り返し技術指導致します。ただ、習ったからすぐ出来ると言うものではありませんし、素直に、自分自身努力しない人は無理ですが、格段に以前の自分とは違ってきます。
バックコーム以外に重要なテクニック、理論を基礎科3回で徹底的にお教えします。
サロンでの注意点、私の失敗談、秘話等お話します。
ベーシック科で学ぶ意義と目的とは?
アップの根幹を深く学ぶコース~ベーシック科
アップのベーシックになるスタイルはこんなにも深いのか!?
いつも受講生から「驚き」と「納得」の声を頂くのです!
- 第1回
シンメトリーオープン
日本髪の基礎になるスタイルです。5つのセクションから成り立った最も基本的なアップスタイルです。
- 第2回
束髪
大正時代に女学生の間で流行したスタイルです。漫画の『ハイカラさんが通る』でお馴染みです。
- 第3回
二重夜会
夜会スタイルの中では難易度が高いです。合わせ夜会よりはプレーンな印象を受けます
- 第4回
ワンロール
ロールスタイルの基本になるものです。非常に応用範囲の広いスタイルです。
- 第5回
ロールシニョン
この5つの中では一番難易度が高いスタイルです。演歌歌手のスタイルの基になるもので、このスタイルを応用されたものが殆どです。
アップスタイルの根幹を成す5つのスタイルを学びます。この5つのスタイルは重要で、また最も難しいといえます。ですが、このクラスは理論を1スタイルづつ深く説明し、理解して頂く事に主眼をおいていますので、アップスタイルの仕組みを理解できるようになります。
ベーシック科で学ぶ事とその目的とはなんでしょうか?
このクラスで初めて、フロント・サイドにも立体感のあるスタイルを学びます。
基礎科で学んだ事を踏まえて、カットで言うところのボブ・グラデーション・レイヤーの位置づけになる基本スタイルを学ぶのです。
本来、基礎科から研究科・講師科と進んでも何ら問題はないのですが、アップの色々なスタイルはこのベーシック科のスタイルのテクニック、考え方を応用した物ばかりで、ベーシック科を理解する事がアップ上達の近道である事から、この科をあえて設けています。
研究科・講師科で学ぶ意義と目的とは?
デザインを考え、学ぶコース~研究科・講師科
アップの様々なデザインや技術を学び、自らも新たなデザイン、技術を生み出していくのです。
研究科と講師科は講習は同じなのですが、準講師の受験資格を取るまでの10単位を研究科、それ以降を講師科としています。この講師科は毎回、スタイルが変わり、一度行ったスタイルは今度いつ行うかわかりません。会長が年間計画を立てますが、その時の状況に応じて決めております。ただ、新日本髪は必ず、年間1回入れておりますのは、日本人としてどうしても知識として習得しておく必要があると考えるからです。
研究科・講師科に「最初から入れて欲しい」と言う声はよく聞くのですが、仮にそれをお受けしても、まず、本人が思うほど付いて行けないのです。結局、基礎の技術をお教えする事になり、最初から行けばよかったという事になります。ハッキリ申し上げて、レベルは高いです。
講習会で行うスタイルとしては他では絶対ないであろうレベルである事はまちがいないと思います。編み込みスタイルでも会長はやり出すと止まりませんから、とんでもなく超難度のスタイルになる事はしょっちゅうです。
でも、受講生は黙々と楽しんでやっています。この講師科の目的は難度の高い課題に挑み、自分を磨く事ですから、会長自らそれを実践し、受講生にも隠す事なく全てを提供しています。それが分かるから受講生も難しいけど楽しいのでしょう!
会長自身も変わっていて自分が面白くないスタイルはやりたくないのか、難度が上がるみたいです。ですから講習用に適当なスタイルをする事はまずありません!普通、上品でかわいいスタイル(巷で言い古された言い方)を作るのが万人受けするのですが、「今日は、思いっきり下品なスタイルを作ろう」といって場末のその筋の方がするようなスタイルをわざと教えたりします。それは、下品なスタイルはライン取りが難しく、腕がないと作れない事、その極端なライン取りが出来れば何でも出来る技術が身に付く事を教える為なのです。
意外と東京ではこれが好評で、「黒皮の手帳3回コース」をやって欲しい!とリクエストが多いのも事実です。